【2026/02/13更新】書の基礎(起筆・送筆・収筆)、行書を完全理解、および条幅の解説記事を最新情報に更新しました。

【書道教室で学ぶ基礎基本】起筆、送筆、収筆、上手く線を書く秘密

こんにちは、星葩です。

今回は、書の基礎基本である「起筆」「送筆」「収筆」についてお話したいと思います。

まず書の線は、起筆→送筆→収筆と三つの要素を持っています。

書の線は、この「起筆」「送筆」「収筆」で構成されており、楷書(かいしょ)の場合、起筆はほどよく押さえてから送筆に入っていき、そのまま筆を送りながら収筆で終わります。

〈楷書〉(かいしょ)

漢字の書体の一つ。

「楷(かい)」には「ととのった、手本」などの意味があり、くずさない書き方で、最も標準的なもの。

起筆→送筆→収筆
目次

起筆(きひつ)

線の書き始めのことで、筆が紙にふれるときを言います。

起筆の部分でどれだけ筆に重みをのせたかで線の太さが決まります。

「始筆」(しひつ)とよばれることもあります。

送筆(そうひつ)

その名の通り、筆を送る部分です。

起筆と収筆の間ですね。

収筆(しゅうひつ)

線の終わりの部分のことです。

筆が紙から離れるときを言います。

収筆には、「とめ」「はね」「はらい」があります。

「終筆」(しゅうひつ)とよばれることもあります。

ちなみに、上記画像の漢字【一】の収筆は「とめ」でした。

「とめ」「はね」「はらい」についてはまた別の記事で解説いたします。

起筆の秘密

線の書き始めのことを「起筆」(きひつ)とよぶことがわかりました。

実はこの起筆には上手く線を書く大きな秘密があります!

なんと!!!

この秘密を知れば線がぐっと安定し、筆のコントロールがうまくできるようになるんです☺︎

結論から言いますと「起筆は常に左斜め上45度」ということです!

このように、起筆は必ず左斜め上45度でいれるのです。

穂の向き
穂の向きは起筆左斜め上45度

横画、縦画、はらい、はね、点・・・

字を書く時、この左斜め上45度の起筆から様々な線に発展していきます。

起筆の秘密

なぜそんなに起筆左斜め上45度が大事なのか?

それは起筆で左斜め上45度になっていないと、うまく筆が開かないからです。

その結果、単調な線になったり、続く送筆、収筆がうまくいかず自分が思うように書けないからなのです。

コントロールがきかないため思った通りの線にならないので起筆の角度というのはとても重要なんです。

起筆が左斜め上45度でうまく入って初めて送筆に続いていきます。

慣れてくると「あ、起筆失敗したからだめだな」と、もう送筆に入る前からうまくいかないことがわかるようになってきます。

起筆45度をマスターするための「筆の置き方」

「左斜め上45度」と言われても、最初はなかなか感覚が掴めないかもしれません。コツは、紙に対して筆を垂直に下ろすのではなく、あらかじめ筆先を左斜め上に向けて用意しておくことです。

練習の際は、以下の3つのポイントを意識してみてください。

  • 紙の繊維を感じる: 筆先が紙に触れた瞬間、グッと押し込むのではなく、紙の繊維に筆先を「置く」イメージ。
  • 手首を固めない: 手首だけで角度を作ろうとすると線が硬くなります。腕全体で45度を保つ意識を持ちましょう。
  • 道具との相性を知る: 筆の毛質(羊毛や兼毫など)によって、45度で入れた時の反発力が異なります。自分の筆がどう反応するかを観察するのも上達の近道です。

起筆が決まれば、筆の弾力を最大限に活かした「生きた線」が書けるようになります。これができるようになると、書道が何倍も楽しくなりますよ!

まとめ

起筆…線の書き始め

送筆…筆を送る部分

収筆…線の終わり

この起筆、送筆、収筆を学ぶことが書道学習への第一歩となります!

そして、

「起筆は常に左斜め上45度」

ここを意識して何度も練習していけば線もぐっと安定して筆遣いもうまくいくようになりますよ!

はじめはうまくいかなくても、段々わかるようになってきます。

何度も練習してみてくださいね

起筆、送筆、収筆に変化をもたせることができるようになれば、表現の幅が大きく広まります。

まずは基本を覚えて、少しずつ筆に慣れていきましょう!

こちらの内容は星葩書道教室(YouTube)でも詳しく動画で解説しております。

ご興味ある方は、是非お立ち寄りください。

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