こんにちは、星葩(せいは)です。
今回は小筆で息をのむほど美しい線を引くための練習方法です。
書道の仮名の基本線を練習する大切なポイントを解説しています、一緒に仮名の基本線を練習しましょう。
書道の仮名は、普段の小筆とは異なった書き方をします。
小筆で仮名を書くポイントをもとに、基本的な練習方法を学び繊細で美しい仮名の基本線を目指しましょう!
小筆で書く仮名の基本線(お品書き)

- 小筆の持ち方と構え方
- 小筆で仮名を書くポイント3点
- 小筆の練習方法
- 横画
- 縦画
- 折れ
- 円
- まとめ
小筆で仮名の美しい線を書く練習方法を学ぶことを目的に、練習をしましょう。
小筆の持ち方と構え方

小筆の持ち方と構え方をそれぞれ解説します、実際に小筆を握って練習しましょう。
単鉤法(たんこうほう)
まず重要なポイントとして、小筆の持ち方は親指と人差し指で筆管を持つ単鉤法(たんこうほう)です。
直筆(ちょくひつ)
人差し指第二関節に筆管が当たるように指をまるめていくと自然に筆管がたちます。
この筆管を立てた状態を直筆(ちょくひつ)といいます。
ポイントを確認し、小筆を使って基本線を書いてみましょう。
- 直筆を保って書いていきます
- 手首は机につけて書きます
- 手首だけで書かないように、書き進めて行く際は腕全体を意識しましょう
小筆で仮名を書くポイント3点

小筆で仮名を書くポイント3つを必ず意識して練習を始めましょう。
- 筆は軽く持つ
- すっと入ってすっと抜く
- 直線は速く、曲線はゆっくりを意識
小筆で書く仮名の基本線については、こちらで詳しく解説しています。

小筆の練習方法

横画
小筆の基本線練習方法「横画」を解説します。
力まないように軽く筆を持って、すっと入り、筆圧を加えてすっと引き抜く。
安定的に同じ線を書けるように練習しましょう。
また、(例:て、や)のように進行方向と逆から筆を入れて書き始める線もあります。
縦画
小筆の練習方法「縦画」は、起筆はすっと入り、筆圧を加えてすっと軽く引き抜く。
力が入りすぎているとうまくいかないので意識してコントロールしていきます。
基本線は、いつも同じ線が書けるように繰り返し練習しましょう。
折れ
折れの際の抵抗をいかしてリズムよく書いていきます。
ひらがなの「ろ」や「ち」の様に、穂先が紙にくいこむ反動で次に向かう感じで書きます。
腕全体で書く事を意識して、何度も書いてみましょう。
円
円の部分でゆっくり筆を運ぶと、上手に書けます。
手首をずらして進めていくのではなく、腕全体を使って書いていきましょう。
線に強弱のリズムが生まれます。
反対の円も練習します、安定的に書けるようになるまで繰り返しましょう。
まとめ
ここまでお読みいただきありがとうございました。
今回ご紹介しました「小筆で書く仮名の基本線の練習方法」は、仮名の繊細で美しい線を出す上でとても効果的です。
小筆でよどみなく澄んだ線をひけたとき、心がスッとするほど心地良いものです。
はじめは緊張して強ばった線になってしまうかもしれません。
それでも、繰り返し練習することによって段々と線も冴えてきます。
一緒に練習していきましょう!
小筆で書く仮名の基本線については、星葩書道教室(YouTube)でも詳しく動画で解説しております。
ご興味ある方は、是非お立ち寄りください。