【初心者向け】1.3万円で揃う、書道を始める時に必要な道具

こんにちは、星葩です。

書道を始める時、いくつか道具が必要になります。今回はそれらの道具について3点お話しようと思います。

目次

1点目:必要な道具6つについて

必要な道具は大きく6つです。

1〜4は文房四宝と呼ばれ、特に大切にされてきました。

文房四宝(ぶんぼうしほう)

1番簡単に揃えるなら?

カバン型になった書道セット(小学生がよく持っているもの)です。

紙は別売りですが2,500円ぐらいから手にはいります。

柄が目立ちにくいものなど選んで使う方もいらっしゃいます。

また、カバン型の書道セットを購入して、筆だけ少し良いものに変えるなどもおすすめです。

道具1.筆 ふで

太筆のおすすめ価格帯は3,000円前後です。

そして、名前や仮名文字、ハガキなどを書く時使われる小筆のおすすめ価格帯は2,000円前後です。

筆のサイズは一般的に何号、と号数がついており、太筆は3号や4号を使うことが多いです。

これは半紙に2〜6文字を書きやすい大きさです。

毛の質は、柔らかすぎると力の調整が難しく、硬すぎるものもまた書きづらいところがあるので、柔らかい毛と硬い毛のミックスである兼毛は1番コントロールがききやすく書きやすいです。

太筆は約600円〜、小筆は約500円〜販売がありますが、そこそこのものを使ったほうが上達は早いです。

ただし消耗品であるため、無理のないように検討しましょう。

道具2.墨 すみ

固形墨と墨液があります。

固形墨は1,000円くらいから、墨液は180mlで300円くらいで手にはいります。

固形墨は硯を使って自分で磨るタイプ。墨液に比べ筆が傷みにくく、濃さの調節もできます。磨ることでリラックス効果もあります。ただ、手間と時間がかかります。

たくさん練習したい時はそのまま使える墨液が便利です。

保存がきくのは2年程度です。100均や洗濯で落ちる墨液は耐久性がないため違うものがおすすめです。

固形墨と墨液、場合によって使い分けすると良いです。

道具3.硯 すずり

石のもの、2,000円くらいから、プラスチック製は500円くらいから売っています。

石の硯は、石なので当然重みがあります。表面に鋒鋩という細かな凸凹があるため、墨を磨ることができます。

プラスチック製は、墨液を使う時は良いですが、固形墨がかなり磨りにくいため注意が必要です。メリットは軽いこと、洗いやすいことです。

いずれも四五平しごひら(13.4×7.4cm)、五三寸ごさんずん(14.5×9.0cm)のサイズが一般的です。

また、墨汁を使うのであれば、墨池(ぼくち)というプラスチック製や陶器製の器もあり、たくさん書く時便利で洗うのが簡単です。

プラスチック製なら500円くらい〜あります。

道具4.紙 かみ

よく使うものが半紙と呼ばれるものです。

1,000枚3,000円くらいから販売されています。バラ売りもされています。

半紙はたくさんの種類が出ていて、よく目にするのは真っ白でツルツルなもの(小学生の時よく使ったもの)と、クリーム色で少しざらつきのあるものかと思います。

真っ白のものよりクリーム色のざらつきのある方が、書いた後の波打ちも気にならず書き味も良いかと思います。

道具5.下敷き したじき

500円くらいから販売があります。

主にフェルトでできていて、厚みがあったほうが書きやすいとされています。

罫線の入ったものもあるけれど、その枠内で字を収めようと意識しやすいため、私はない方がおすすめです。

道具6.文鎮 ぶんちん

500円くらいから販売があります。なんでもオッケーです。

ただ、文鎮は軽すぎると紙がずれることがあるので個人的には重めが好きです。

2点目:その他あると便利な道具「水差し」「筆置き」について

水差しや筆置き、また先ほど出てきた文鎮は、色々な種類があってインテリア的に見ても素敵なものもあるので、自分が好きなもの、テンションの上がるものを揃えるのも楽しいですよ♪

3点目:書道を始めるために必要な費用について

ここまでご紹介いたしました文房四宝、下敷き、文鎮、その他あると便利な道具の合計金額は約13,000円です。

道具を揃える際の目安にして頂けたらとおもいます。

必要な費用(目安)

太筆→3,000円

小筆→2,000円

墨 →1,000円

硯 →2,000円

紙(1,000枚) →3,000円

下敷き→500円

文鎮 →500円        

水差し/筆置き →2点で1,000円  

合計 約13,000円

まとめ

書道を始める時に揃えるものについて以下3点解説いたしました。

1.必要な道具6つについて

2.その他あると便利な道具について

3.書道を始めるために必要な費用について

絶対にこうでなくてはいけないというものはなく、自分がこうしたいな、これならやれそうだなという気持ちを大切にしてください。

書くことの敷居を下げていきましょう!

こちらの内容は星葩書道教室(Youtube)でも詳しく動画で解説しております。

ご興味ある方は、是非お立ち寄りください。

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