【必見】筆の間違った練習方法3選!効率よく上達するためのコツ

wrong-way-to-practice-brush

こんにちは、星葩(せいは)です。

みなさん、いつもご自分のペースで楽しく筆を執っていらっしゃいますよね!

書きながら、ここが上手くいかないな、ここをこうしたいな、など様々なことを考えながら練習に励んでいらっしゃると思います。

ここで大切なことは、普段からの練習の方法です。

間違った方法で繰り返し練習を続けてもなかなか成果は上がりません。

今回は、よくやりがちな間違った練習方法をとりあげ、効率よく上達するための練習方法をお話していきますね。

目次

筆の間違った練習方法3選(目次)

筆の間違った練習方法3選の目次

間違った練習方法の目次になります。

  1. 取り出し練習をしない
  2. 折った紙で書き続けている
  3. 墨継ぎしすぎる

効率よく上達する練習方法を学び、書道上達を目指しましょう。

取り出し練習をしない

取り出し練習をしない
間違った練習方法 取り出し練習をしない

取り出し練習とは、上手くいかない部分のみを取り出して練習することです。

取り出し練習をせず、いつも最初からばかり練習をすると情報量が多すぎて自分がどこがどう上手くいっていないのかが曖昧になります。

取り出し練習をしない課題とは?取り出し練習をしない解決策は?
最初から練習をすると情報量が多すぎて自分がどこがどう上手くいっていないのかが曖昧になってしまう苦手な部分だけを取り出して練習しましょう

取り出し練習をしていないことが本当に多いです!

書いていて、あっここ失敗したな、じゃあもう一度書こう…、までは良いのですが問題はここから。

取り出し練習をしない問題点

なぜか、文字の最初から練習してしまうのです。

練習する部分は上手くいっていない苦手な部分だけに絞りましょう!

文字の最初から練習してしまうケース(明から)も見られますが、上手くいかないところだけを練習しましょう。

取り出し練習をするとどんな効果が?

取り出し練習をきちんとすることで、「なんとなく書けるようになったかな?」と自信がない状態から、確実に「前より上手く書けるようになった!」と実感できます。

ピアノやギターなど音楽でも同じです。

失敗すると、失敗したところではなくそのフレーズの最初から弾き出してしまいます。

最初から練習をすると情報量が多すぎて自分がどこがどう上手くいっていないのかが曖昧になってしまいます。

書く部分が増えるということは単純に、気をつける部分が増えますからね。

部分的に練習して、ある程度書けるようになってきたら書く部分を増やしていく。

上手くいかなかったら、シンプルに上手くいかなかったところだけ、を取り出して練習しましょう。

折った紙で書き続けている

折った紙で書き続けている
間違った練習方法 折った紙で書き続けている

みなさん、折った紙でずーっと書道の練習していませんか?

折った紙でずっと書き続けると、折った範囲内に字をおさめようするため、字が枠にとらわれてしまいます。

折った紙で書き続けた結果、おおらかに書けないのです。

折った紙で書き続ける事による課題とは?折った紙で書き続けてしまう事への解決策は?
折った範囲内に字をおさめようするため、字が枠にとらわれてしまう紙を折らずに書いてみましょう

折った紙で書き続ける問題点は?

紙を折ること自体は悪いことではありません。

構成を考えたり字の大きさを揃えたりする面では非常に有効な方法といえます。

しかし、折った紙の範囲内に字をおさめようとしてしまうため、字が枠にとらわれてしまいます。

おおらかに書けない要因となってしまうのです。

線からはみ出してはいけないと認識してしまう

字の大きさや字形は、字によって異なるものです。

どの字も枠内ににおさまるかといえば、縦長のもの、横長のもの、はらいが長いもの、など、必ずしもそうではありません。

紙に線がついている状態なので、字の大きさや形を自分で考えなくなる

ずっと紙を折って練習していると線がついていることが当たり前になっているので、はじめは戸惑うかもしれません。

しかし、上達していくには自分で考え分析して書いていくことも必ず必要になってきます。

紙を折らずに書いてみると?

枠にとらわれない字を書く事ができます、枠にとらわれない字はのびのびとして美しいものです。

少しずつまっさらな紙で練習してみましょう。

墨継ぎをしすぎる

墨継ぎをしすぎる
間違った練習方法 墨継ぎをしすぎる

墨継ぎとは、筆に墨をつけることです。

墨の量も大事ですが、墨継ぎをすることで、書道をする上で大切な「筆の動きが続いているような流れ」(筆脈)が途切れてしまうことになります。

墨継ぎをし過ぎる事による課題とは?墨継ぎをし過ぎてしまう事への解決策は?
墨継ぎをしすぎることで、書道をする上で大切な筆脈(筆の動きが続いているような流れ)が途切れてしまう墨継ぎは最小限にとどめることを学んでいきましょう

筆で書く上で墨の量は大切です。

墨の量が適切であれば字も更にきれいにみえます。

墨継ぎをしすぎてしまう問題点とは?

墨継ぎをしている間、筆の動きによる流れが途切れてしまいまう事です。

一画書いて、墨をつけて、また少し書いてはつけて・・・、を繰り返す。

墨継ぎをしすぎる原因には、緊張、穂先のばらつきを整えるため、などがあげられます。

無意識のうちに何回も何回もやっている方が結構いらっしゃいます。

墨継ぎを最小限にとどめると?

筆脈を途切れさせず、筆の使い方が上手になります。

筆につける墨の量も大事ですが、「筆の動きが続いているような流れ」(筆脈)は書道をする上で字の生命感、躍動感に関わるとても重要なものです。

みなさん、墨継ぎしすぎていないか一度意識してみてくださいね!

まとめ

最後までお読みいただきありがとうございました。

「普段からあまりにも当たり前にやっていて気が付かなかった」ということもあったかもしれません。

星葩(せいは)は本当に長い間、紙を折って練習していました。

書道用具を準備して、墨をすって、紙を折ったらさぁ書こう!という一連の流れに組み込まれてしまっていました。

ある時ふと「私って紙を折らずに書けるのかな?」って急に疑問に思ったんですよね。

それから必要な時以外は折らなくなって、自分の頭でよく考えて書くようになりました。

いつもやっていることを少し変えてみると、ものの見方が大きく広がります。

私もこれが絶対に正しい!と決めつけず、これからも変化を楽しんで書道をしていきたいと思います。

みなさんも一緒に書道を楽しんでいきましょう♪

筆の間違った練習方法3選!効率よく上達するためのコツの内容は、星葩書道教室(YouTube)でも詳しく動画で解説しております。

ご興味ある方は、是非お立ち寄りください。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

目次